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ライゼ通信 

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空間を彩る陶芸家

築40年以上の家をリノベーションしたR邸。
一部の工事を左藤さんが手がけました。

その家の奥様、三早枝さんは、熊本で活躍する女性陶芸家。

私は三早枝さんのファンです。
美大出身で、学校で美術を教えていらした時期もありました。
熊本県伝統工芸館主催の工芸展で、グランプリ賞を受賞されても、威張ることなく、謙虚に普段と変わりなく、土と向かい合う姿勢に、人柄の良さと情熱を感じ、更に大ファンに。


家を創る時、建築家のこだわりのひとつが、壁の存在だと思います。
そして、空間演出。

日本人は「引き算の美学」で家を考える民族ではないでしょうか。

あれもこれもと、飾るのではなく、ひとつ存在感のあるものを床の間に置く。

シンプルと寂しいの違いが分かる空間演出。

今、三早枝さんの陶展を新市街のライゼギャラリーで開催中です。12月1日まで

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この大鉢。直径20センチぐらい。
かなりの存在感。
私なら、目線に入る位置に置きます。テレビ台の横や玄関の棚。
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動きのある花器は、トイレや手洗い台に。季節の花を一輪飾り。
そして
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毎年サマーバケーションに帰る、ご主人の国アメリカのユーヨークの夕焼けの街並みをテーマにした
器。

これは、私ならどこに飾るか?

白い壁をバックにして、この器専用の台を探します。

陶芸作品を飾る場所も、床も間も無いし、子供がいるので割る心配も。

と考える方も、ご自分でつくる手洗い器はいかがですか?

サイズが分かれば、ローゼンクレイスタジオで、教えてくれます。
一日時間があれば。
仕上げは、もちろん三早枝先生の助けを借りて。(ほぼ先生作?!)
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我が家のトイレの手洗い器も、先生の作品。


今回の陶展のテーマは「手仕事の軌跡・そして未来へ」

空楽でも、同じテーマで楽しいイベントが出来たら良いなと考えています。
家創りの写真や模型、そして完成した家の見学会。

等身大で、空楽メンバーと楽しく暮らしを考える。

2015年の計画に入れたい!
by iepro | 2014-11-30 07:02 | コーディネート