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ライゼ通信 

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土壁の家

衣服でも、家の素材でも「自然」を取り入れるのは心地良いもの。
衣服は、綿と麻が好きです。
住宅の室内には、土壁、漆喰、和紙、石、木などを使うのが好き。
好きとメンテナンス、価格は比例しませんが。

マンションのリノベーションで、リビングの壁は御船の土地を10年寝かせたものをで塗ってもらい満足しました。今は娘家族が住んでいますが。

そして、左官のプロの仕事。
土壁の家の修復工事。
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文化財として残したい家の左官工事。
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熊本で有名な名工の左官さん。越猪さんを交えて、土壁の修復工事が再スタートします。(下線字クリック)

歴史的町家を活かしながら守る。
大変なことです。
お金も気も使います。

個人力だけでは限界です。
行政、地域、個人の力を合わせて、一歩一歩進めるしかありませんね。
# by iepro | 2017-04-15 08:07 | プロデュース

シニア世代の平屋・ひとり暮らしの再スタート

熊本地震で被災して、解体か?修復かと悩んで決めた結果は、
「修復して、暮らす!」のF邸。
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クロスも貼り終えて、昨日は大工さん達も道具のかたずけをしていました。
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床の養生をはがすと、まるで違う空間が出てくるはず。
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暗かった寝室。
窓を変えたわけではないのですが、明るくなった感じ。壁の色が変わったからでしょうね。
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お湯を沸かすだけでも楽しくなるキッチン。カウンターが使いやすそう。

これから、外壁の補修をして、室内清掃が終了したら、お引き渡しです。

まだ、工事も出来ないで、ブルーシートをかぶせた屋根の家もあります。
判断が出来ず、壊す選択をして、これからの事がまだ見えないご家族もいます。

その中で、F邸はとても良いタイミングで私達と縁がありました。
再生、復興。
家だけでなく、Fさんの暮らしの再スタート。

元気で長生きできる家の完成はもうすぐです。
# by iepro | 2017-04-13 07:50 | 建築日和

つくるdeつなぐひと

私は、つくるdeつなぐひと。

「ひと・手しごと・空間」を繋ぎながら有形、無形のカタチを残していきたいと思っています。
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今日は食のつなぎびと。
いのししや鹿等の肉を加工してジビエ熊本ブランドとして売り出す計画のメンバーを繋ぎました。
レストランオーナー、料理研究家、デザイナー、そして販売者。
5年間、器季家カフェの女将をしていましたが、熊本地震後店内修復に1年かかり、今は町家全体の管理をする空間プロデュースの立場に。
店は、春陽食堂、AIR、芋屋長兵衛商店という三つのブースに分けて活かしてもらっています。
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春陽食堂のコンセプトは、私がカフェを始める前に考えていたものと同じ。
地産知笑のものづくりを応援しています。
器も私が30年間集めてきたものも使ってもらっています。
作家の飾る器も、熊本地震後は「使う!」と意識を変えました。
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つくり手の顔が見えるものを商品化して売る。
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日替わりで地元食材を使ったお昼ご飯も用意しています。
少し食べてから、写真を撮りました。もっと量は多かった・・・。
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器季家カフェだった店蔵は、「熊本ブランド発信町家・西村創庫」となり、復興へ一歩前進。

歴史的町家を活かしながら守りつなぐのも私の大切なライフワークです。

※私、地産知笑プロデューサーは、建物の管理を担当しております。
 普段は店にはおりません。
# by iepro | 2017-04-12 00:46 | プロデュース

守りつなぐ人たち

唐人町の歴史的町家の修復工事。
店蔵の内部修復工事が終わり、町家再生と地産地笑復興プロジェクトがスタートました。

「熊本ブランド発信町家・西村創庫」
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これからは、外壁、煉瓦壁、奥屋敷の修復工事が始まります。
ここで、要になる人達。
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奥の方が、文化財ドクター、ヘリテージマネージャーの山川さん。
手前が、直理建築設計事務所の直理さん。
お二人とも、現場主義の頼れる存在。
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専門知識の情報を共有しながら、現場の修復工事を進めていきます。
# by iepro | 2017-04-10 13:09 | 打合せ風景

華に活きる女性

愛犬と暮らす平屋の家をプロデュースさせてもらいました。
Nさんからのお便り。
京都で作品展です。Nさんは池坊の先生です。
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華に活きる女性です。
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池坊の作品が厳格に凛と並んでいます。
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伝統文化の風格を感じます。

鉄骨住宅の建替えかリフォームにするか?の家のご相談を受けたのです。
私も、建築家も「木造の平屋」をお勧めしました。

正解でした。
大満足で息子さん(ワンちゃん)と笑顔で暮らされています。
# by iepro | 2017-04-09 10:07 | ひと