くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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境界

土地を買う。家を建てる時に大切なのが、その土地の境界確認。
区画整理や分筆して購入する時は、土地家屋調査士という専門家が、近隣住人の方へ確認して境界に杭を打ったり、図面を作成してくれるので、非常に分かりやすい資料として残ります。

先日、O様が土地契約をされた後、現地で境界の確認を売り主と一緒にしました。
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この土地には、境界の印がありませんでした。
すべてが近隣とのブロックの真ん中だそうです。
これは何を意味しているかというと、境界のブロックが壊れた時は、隣の方と共同出費で修理をするということです。
境界ブロックは、共同所有物ということになります。
土地活用は「今」だけの問題ではありません。
子や孫までに繋ぐ資産です。
また売る場合も大切な情報として、「境界」の確認は大事です。

仲良くお付き合いしていく近隣との関係も考えて、最初にはっきりとしておくべきことが「境界」です。
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by iepro | 2014-09-30 09:10 | 打合せ風景

和紙

日本の伝統文化のものづくりは、色々あります。
その中でも、身近にあるもののひとつは「和紙」
家創りでは、壁紙や照明などに使います。

先日、甥っ子の結婚式で、東京に行きました。
短い滞在時間の中で、行ったのは秋葉原の高架下の手仕事ショップが集まる「2k540」と、浅草の近くにある「和紙専門店」
どちらも私には楽しい時間でした。

壁紙の和紙をつくる会社のショールーム「KAMISUM Lab」では、染付の体験を。
この道40年近いという職人さんに和紙のハガキに、木版の型を染めるやり方を教えて頂きました。
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そして、今仕上げている和紙の壁紙の制作風景も見せて頂きました。
ゴム版の大きいものに波模様を彫って、一枚一枚和紙に顔料をつけて染めていくそうです。

この職人さんの和紙が、スカイツリーの中に壁紙として貼ってある場所があるそうです。
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店を出るとすぐに見えるスカイツリー。
でも、私は最先端の技術を駆使したタワーより、手仕事を必死で残している、職人さんの傍にいる時間の方が好きでした。

私は、アナログ派のもっこすでしょうか???
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by iepro | 2014-09-29 08:14 | 楽しみ

家族を包み込むリビングのある家

先週金曜日、N邸建築現場へおやつの差し入れを。
と言っても、私たちも食べたかったアイス。
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上棟して、すぐ台風が来ていたので心配しましたが、被害もなく安心。
でも、寒かったり暑かったりと、現場の養生シートをはずすまでは、棟梁たちも大変です。
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屋内に入ると、木材の香りで何だかホットします。
木は伐採されてからも生き続けます。
今も呼吸しながら、これから何十年と続くN家のご家族の命を守っていくのです。壁に隠れたら忘れてしまう存在の柱達ですが。この木組みが家創りの要です。
そして。窓の存在。
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大きい窓がつきます。
これが、日々の暮らしをどれだけ快適にするか!
室内外を繋ぐ開口部分の窓。

家族を包み込むリビングのある家

倖せのカタチが着実に見えてきました。
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by iepro | 2014-09-28 07:29 | 建築日和

働くお母さんの家事動線と収納

今日は「ストロベリースマイルハウス」のM邸にコーディネートを担当する坂梨さんと伺った。
新しい家に持って行く家具や生活の収納についてを確認するために。
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どんな暮らしを今して、これから新しい家でどう暮らすか?!
「働くお母さんの家事動線と収納」の話に広がった。
私はひとり目の子供が1歳8ヵ月の時に働き始めた。
長女は、保育園に預ける時、泣きじゃくった。
母も娘もつらい朝が何日も続いた。
ある時、娘が保育園の滑り台でけがをして、額に大きなこぶをつくっていた。
迎えに行った私は、可愛そうで、罪悪感に陥った。
子どもを預けて働くことへの罪悪感。
そして、二人目の子どもを出産。今度は長男が3歳位まで働くのはやめようと思っていた。
でも・・・。
長女を1歳8ヵ月で保育園に預けたので、母娘共に淋しい思いをした。ならば、息子はもっと早く預ければ、寂しさをあまり感じないのかも。
と、勝手な発想のもとに、生後6ヵ月から乳児園に預けた。
すると、息子は乳児園には行くのが当たり前のように、楽しく通園してくれた。

なぜこんな過去の記憶を書いたかというと、Mママが近い将来仕事に復帰する計画だと知ったから。
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坂梨さんとM家の次女、Kちゃん。
微笑ましい風景でした。

私も坂梨さんも、Mママも「働くお母さん」という共通点で、家創りの話が弾みました。
やはり、設計の重要度は、家事動線と収納。
日々の家事労働をいかに効率よくこなすか!はとても重要。
そして、収納は「見せると隠す」のバランスを考える。
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お子さんの洋服や
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ご主人の趣味の小物も大切に考える。

家事動線と収納が充実した設計の暮らしには、お母さんの笑顔がいっぱいのはず。
お母さんが笑顔だと、家族みんなが幸せになるはず。
きっと!!!
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by iepro | 2014-09-26 00:33 | プロデュース

暮らし方の自分軸

空楽の仲間達と話す時、よく出てくることが「新製品への警戒」
製品メーカ―は「物売り」をしたいので、当然新製品を売ることへの意欲は大きい。
それが、単品のクーラーや冷蔵庫だったら、「しまった」の後悔もまだ自分を許せる。
もう少し容量の大きいものにすれば良かった。とか、もっとコンパクトなカタチのものにすれば良かったと思うくらいで済むはず。

でも、それが、簡単に取り外しができないもの。
買い替えが出来ないものを、どう家創りに取り組むかの時は、やはり慎重になる。

今回の太陽光発電の買取中止の検討ニュースを聞いた時、私の予感は当たったと思った。

以前、某電力会社のエネルギー効率課で、出向社員として働いていた時のこと。
当時、ビジネス誌や経済新聞を読み、色々な情報の中で、これからの時代「総合エネルギーカンパニー」みたいな会社が出来るのではないか。日本にも。と思った。
それを、その課の課長に話したら、非常に不愉快な表情をされた。

電力会社は国と繋がっているので、決して倒産したり同エネルギーで競合は出ない。
という神話があるのだろうと、その当時は消費者に一番近い存在の私は思っていた。

でも、時代は変わり、大きな事故が起き、今エネルギー会社は自由化の時代になりつつある。
電気もガスも提供できる会社の誕生。
先進国では、すでに設立しているケースがある。


「太陽光発電を乗せて、お金を貰う」
これを電力会社が喜んでしているわけではない。

良い悪いの問題ではなく、どこかに無理のあることは長くは続かない。

私は「自給自足の暮らし」に必要な太陽光発電はいづれつけたいと思っている、もう少し製品の精度と価格がリーズナブルになったら。

でも、その上に、売電先が安定しているかと言えば、安定ではなく不安定。

国策は変わる。
そして、国と大企業は繋がっている。

私は政治や企業戦略などのスケールの大きいことは苦手。

ただシンプルに、
「どう暮らしたいか?!」の「暮らし人の自分軸」を大切に家を創るサポートをしている。

エコハウス。ゼロハウスなどの時代の最先端、新製品満載の家創りも素晴らしいと思う。

でも、非常にシンプルに「風の通る設計」「光の入る窓」「木の肌触りが優しい」など、自然の恵みを、いかにうまく取り入れる設計施工が出来るか。

これを考えるとワクワクする。

熊本の四季を感じる家創り。

建築地である場所を最大限に活かす設計力。そしてそれに伴う施工力。

空楽の家は、常に原点回帰の軸を持ちたい。(私の勝手な願望?!)

人に心地よい五感を刺激する家創り。

どんな時代になっても、これは大切だと思っている。
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by iepro | 2014-09-25 09:31 | 想い

不変的な日本家屋の美しさ

先日ラジオ番組で関東の建築家が話をしていることに「同感!」とうなずきました。
内容は「不変的な美しい家」でした。
その建築家は大学院まで建築を学び、授業では「斬新さ!」を追求することも多かったそうです。
若い彼にとっては、それは魅力的で勉強する過程も楽しかったはず。
そして、自分がどんな建築物を設計するかの場面で、「住宅」を選んだそうです。
それから、「斬新さ」も意識した設計をしていく中で、自分自身の仕事に違和感を感じ、北欧へしばらく移住。
海外で暮らした経験から、感じたことは「不変的な日本家屋の美しさ」そして「心地よく暮らす家創り」だったそうです。
北欧建築は、日本建築と似ている点があり、伝統的なものや白い壁を大切にするシンプルな素材感重視。
派手さは無くても、長く暮らす場所、空間の居心地の良さを大切にするそうです。
彼は日本に帰ってきて、「家創りの設計コンセプト」が定まったそうです。
四季の移りゆく自然を取り込み、飽きのこないシンプルな素材感。
暮らしが変化しても心地よい空間。
「斬新さ」はもう過去のことだそうです。
洋服でも何でも、「流行」は誰かが仕掛けていくモノ。良くも悪くも。

私も、その建築家の想いと同じで、望む家創りは「流行」とは無縁です。
人に仕掛けられたカタチに暮らすのではなく、その場所を活かし、暮らす家族が心地よいと思える家。

駅や公共建築物、病院やホテルは「シンボル」「マーク」「象徴」などの役目も必要です。
そこには「斬新さ奇抜さ」も看板として必要かもしれません。

でも、日々の暮らしを楽しむ家創りの主役はそこに暮らす人。

その主役が、長い年月を「癒される場所」として必要だとしたら、どういう家創りが大切か、答は出ます。

もちろん、それぞれの想いは違い、カタチも違います。幸せのものさしも違います。

その中で、私がこれからもサポートしていきたいのは、「不変的な美しい家」

時代の中で風化していく素材の変化が、良い味わいを出す家。

決して、「今流行りの家」でもなく、「斬新な家」でもありません。

でも、「この家に来ると居心地が良くて、つい長居してしまう」と客人が言う家。

特に、今からの季節、心地よい風が吹く時期には「窓」の存在も大きく感じるはず。
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開け放した窓からの風や緑。
紅葉や枯葉の中から差し込む陽射し。四季を取り込む窓。

光と風と緑を取り込んだ暮らし。心の栄養をいっぱいもらえるような気がします。
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by iepro | 2014-09-21 11:31 | 想い

現場監督?!

働く車に憧れる現場監督?!
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本でしか見たことのないクレーン車に興奮してました^0^
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by iepro | 2014-09-19 22:54 | 建築日和

チッチとサリーの家改名!

漫画の主人公チッチとサリーのような、素敵なご夫婦の家創り。
今日は、めでたく棟上げでした。
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ご主人と棟梁と一緒に、お神酒と塩で現場のお清めをしました。
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家が完成するまで、事故もなく無事に進みますように。
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ご主人の挨拶が終わると、いよいよ工事のスタートです。
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父の背中を見て子供たちはこの家で育っていくはずです。
N邸のコンセプトは
「家族を包み込むリビングのある家」
リビングに、8畳位の広さの段下がりのスペースを設けています。
大きなソファーのようなスペース。
畳を置いても良し。
クッションを敷き詰め、ごろんと寝ても良し!
くつろげるスペースが、ご家族の暮らしの真ん中にあります。
ご夫婦共に忙しい毎日。
ご家族全員が一緒に居る時間は、リビングに集合です。
個室の充実より、リビングの空間重視の家です。

きっと、ご家族のリラックススペースとして、リビングは大切な場所になるはずです。

本日の、棟上げ、おめでとうございます。
これからは、打ち合わせは現場で。

気候も良くなりました。
楽しく、打ち合わせも進んで行くはずです。

「家族を包み込むリビングのある家」いよいよカタチが見えてきます!
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by iepro | 2014-09-18 22:33 | 建築日和

近隣をよむ!

暮らす場所を探す時、近隣の状況はとても重要だ。
今は家が建っていなくても、いずれ建つかもしれない。
光の入り方、植栽の計画、リビングからの風景。
暮らしが始まってからのことを、色々想像しながら、土地はみるし、近隣もよむ。
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中学校に隣接している土地。まっすぐな道が気持ち良い!
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左は、大きなお屋敷の庭。雑木林のようなこの借景を上手に窓から取り込むと森林浴が出来そうなイメージ。
後は、お屋敷の蔵。右は平屋の家。
只今敷地の状況は、床屋さんに行く前のぼさぼさの風貌状態。
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これが、きちんと散髪して、家が建つと、良い雰囲気になるはず。
この場所は、設計の腕の見せ所。
企画住宅では、この土地は活かせません。

利便性が良いのに、静かな場所です。
価格も交渉して、買い付けを出し、受理されれば、プラン打ち合わせに入ります。

私は、勝手に2階にリビングキッチンをイメージ。
バルコニーを広々と設け、カーテンのいらない暮らしを想像しますが、Nさんと、建築職人はどう考えるのでしょうか?!楽しみです。

この敷地を最大限に活かす空間設計とは???
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by iepro | 2014-09-18 15:31 | 想い

花嫁の父

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先日、同級生であり、空楽で家を建てて頂いたご家族でもあるU家の長女さーちゃんの結婚式でした。
花嫁サーちゃんはとてもきれいだった。
最後に、ご両親への感謝の言葉で、家創りを相談された当時のことを思いだした。
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「お父さん、私たち家族の為に家を建ててくださったのに、土地が決まった時、転勤も決まり、新築の家に暮らすことなく、5年間東京へ単身赴任になりましたね。あの当時、時々帰ってくる我が家に、よそのお宅にお邪魔しているようだ、と言っていましたね。あの頃本当にひとり暮らしの仕事は、大変だったと思います。本当に感謝しています。」

そうなのです。
土地探しから相談されて、やっと土地が見つかった!と契約した時期に、転勤の内示が。
ご主人は、せめて家を完成するまでは、熊本に居たいと願い、会社に転勤の延期願いを出されました。
でも、大きな組織では、個人の事情は関係ありません。
転勤を断るなら、会社に居ずらくなる状況だったそうです。
奥様と私が中学からの親友だったので、
「妻をよろしくお願いします。家創りは、全面的に信頼していますので、よろしくお願いいたします」と言われて東京へ。
設計の打ち合わせは、熊本でする時間が少しありました。
赴任後は、メールで現場の写真を送って確認してもらいました。
ご夫婦と設計、施工担当者で、進める中で
「いつかさーちゃんが結婚する時は、この和室が必要になるね。ご両親が挨拶に来るでしょうから」
と話したことも思い出しました。

5年間の単身赴任が終わり、次は地元への願いが大きかったのですが、福岡へ転勤。
今は新幹線通勤で、我が家から通っているご主人です。

家を建てる時、設計の打ち合わせをする時、色々想像しながら、子供たちの成長過程、ご夫婦の暮らしの変化などを考慮して設計プランは出来ていきます。

今打ち合わせ、施工している家創りのご家族の10年後。
私には、なんとなく想像できます。

子育てと、老後の暮らし。

私が通ってきた道でもあり、自分の親の背中を見てきた暮らし。

今だけの家ではありませんよね。

結婚式の花嫁と父。そして母親の心境を考えながら、次はお孫さんが泊まりに来る部屋があの和室かな?と考えました。

U家の皆様、サーちゃんのご結婚おめでとうございます。
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by iepro | 2014-09-17 07:05 | ひと