くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

iepro.exblog.jp

<   2010年 07月 ( 30 )   > この月の画像一覧

エコハウス

「エコ」という言葉が氾濫して、何にでもエコをつけると売れる・受ける・得した気分になるようだ。
家の場合も同じ。
各ハウスメーカーが「エコ」を競い合っている。
高気密・高断熱・太陽光発電・エコ給湯・・・。
何でもつけてエコな住宅に。

高額なお金を出して「高」がつく機能で快適な暮らしを!
もたしかに選択肢の中にはあります。


「光の入り方と風の通り道」
まずはこれを一番に重視した家づくり。

熱帯夜の今でも、風の通る部屋はクーラー稼動も短時間で。
機械に頼らず、自然の風と光でどれだけ快適に暮らせるか。
これが一番大切な気がします。

当たり前で、シンプルで、とても重要。

夏涼しく、冬暖かく、空調設備に依存しない家。

気候風土と建築素材の特徴を活かせる家。

簡単に企画住宅で「エコハウス」と称して売り出せないような気がします。
[PR]
by iepro | 2010-07-31 07:48 | 想い

薪ストーブのある暮らし

この暑い中、薪ストーブの炎を想像してもらうのも恐縮ですが、
先日、薪ストーブのある暮らしの先輩のお宅へ、これから建築予定のHご夫妻と伺いました。
a0156611_1454871.jpg

薪ストーブを設置したいのはご主人です。
先輩の話も真剣に聞いていらっしゃいました。
そして、奥様は
a0156611_14565951.jpg

「あなた、お任せます。よろしくお願いしますね!」
と後から心で囁いていらっしゃるようでした。
[PR]
by iepro | 2010-07-30 14:58 | お宅訪問

分業

むかし・むかしのお話です。
私が住宅営業社員になりたての頃、契約一棟目の話。
お客様は私のことを信頼してくださり、提案した家の企画(商品)も気に入って下さいました。
その時、建築地がご主人の田舎だったので、周りのご親戚に大工さんがいたのです。
当然、知らん顔はされません。

「俺が建ててやるけん、任せなっせ」
のアプローチが若ご夫婦に来ました。
大工さんは年上のご親戚。
無下には断われません。
なので、少し家の話を聞くことに。

ご主人と叔父さんの会話。

「叔父さんは今までにどんな家を建ててきたのですか?」
「ほら、あの家とあの家たい。隣村の〇〇さんの所も建てたよ」
「・・・・」
(皆同じデザインの同じ仕様。日本瓦としゃちほこがのっている。若夫婦の望みの外観デザインではない)
「叔父さん、嫁がシステムキッチンの対面式カンウンターが良いと思っている、収納も沢山ある」
「何ね、対面しきって?でも、今から勉強するけん、なんさま程よく建ててやるよ」

結果は上手にお断りして、我社との契約成立。

今考えれば、叔父さんは和風建築の技はあったのかも知れません。
でも設計・デザインセンスはと言うと厳しい。

今私が進めている家づくりのひとつの選択肢が分業です。
かっこよく表現するとプロジェクトチームをつくる。

設計・デザイン・コーディネート・施工までの流れをそれぞれのプロを集結させてチームを組む。
そして、一軒の家について話し合いながら進めていく。

当然、大工の叔父さんのように熟練した技を持つ方も現場にいます。
その方が、図面どおりに綺麗に仕上げるという分業の担い手なのです。

それぞれが、プロとしても分業部分で力を発揮する。

もちろんそこには前向きに技術を向上させる精神が必要です。

ひとりの人に全部任せる家づくりより、はるかに良いものが出来ると思いませんか!

分業=プロジェクトチームをつくる。
これが私のこれから先も続くテーマです。

熟練した職人達から伝授して、次世代を担う若手の職人達を探しています。
機械化された工業製品ではなく手仕事の家づくりに魅かれてここまできました。
そしてこれからも・・・。
[PR]
by iepro | 2010-07-28 07:18 | 想い

暑い!

暑中お見舞い申し上げます。

熊本市内は暑い!ですね。
ましてやRCの最上階に「家づくり相談室」があるので、お昼はクーラーに頼るしかない。
そして西日の当たる部屋は地獄である。

昨日、2年前にお引渡した奥様と光熱費の話をした。
木造住宅2階建てで、床面積45坪くらいの家。オール電化で先月電気代が8,000円くらいだったそうです。
夫婦ふたり住まい。それなりの工夫をした暮らしをされているのだろう。

家の構造体、風の通り、開口部分、軒の出し方・・・。
様々な設計の工夫で「熱い!」を乗り越える家を創りたい。

そして同様に「寒い!」対策も。
でも
寒いは洋服一枚多めに着込んだら。の発想もあるけど。夏は真っ裸でも暑い!はず。

実際には女性は裸族にはなれないし。

夏はひんやり、冬はポカポカの家。建築家の皆さん!宜しくお願いします。
[PR]
by iepro | 2010-07-27 06:37 | 想い

こたえる

家づくりの初めのいっぽから完成までの道のり。
それは、いく通りもありそれぞれのご家族、人の状況で違う。
建築地がある、ない。
建替える。
家族と同居する。別居する。
現金で建てる、ローンを組む。
自己資金がない。一部借り入れ希望。
その他にも、条件、要望、現実の組み合わせのなかから「家を建てる」の最も良い方法を探していく。

その時、私が出来ることをはそのご家族、主が希望することに「こたえる」ことだと思う。
「答える」ではなく「応える」

答えは家づくりの本人達が決めること。
私は応える。そして選択肢を狭めて決定するまでのお手伝い。

例えば住宅ローンのこと。
a0156611_4235878.jpg

設計事務所に設計監理を頼む場合、建築家が住宅営業マンのように今の銀行の状況を把握して、融資までのフォローをしましょう!と動いてくれることは少ないはず。
設計のプロでも、専門分野外のことは分からない。

その時、私が動きます。

銀行の融資条件は申込人、建築地、保証人でも違います。
当然、自己資金の金額や各銀行の金利、諸費用、つなぎ融資などの条件も様々。

車のローンと違い何十年もの返済となると、やはり各銀行の条件を比較検討してから決定したいものですね。
そのような要望に応えてフォローします。

そして、どの銀行に申し込むかは、本人が決める。

多くのことに「応える」と「答える」の繰り返しをしながら、我が家創りが進んで行きます。
[PR]
by iepro | 2010-07-26 04:37 | プロデュース

建築家とつくる家

秋のイベント告知。
早々のご案内。
9月26日(日)10月3日(日)の二日間。
建築家とつくる家。「初めのいっぽはキッチンから」と題してミニセミナーを開催予定。
a0156611_553182.jpg

IHの料理体験、オーダーキッチンの施工事例を紹介。
そして
「住建築プロデュース」の仕事の流れをご説明いたします。

オンリーワンのマイキッチン。
「食」が暮らしの真ん中にある!

詳細は来月ご案内いたします。お楽しみに!
[PR]
by iepro | 2010-07-24 05:56 | イベント

引き算の美学

家の設計で大切だと思うもの。
そのひとつに「引き算の美学」があると思う。
これでもか!これでもか!
とデコレーションするより、シンプルですっきりしたデザインのなかに不変的な心地良さも表現する。
県立美術館分館で25日まで開催されている熊本の建築家展。
写真パネルを見ながらそう感じた。
a0156611_617521.jpg

a0156611_6184100.jpg

数枚の写真に凝縮されるもの。
西山英夫さんの写真のレイアウトに惹かれました。
[PR]
by iepro | 2010-07-23 06:19 | 建築家

地を読む

建築予定地が見つかったら、設計を依頼する人の意見を聞いてみよう!
不動産屋よりはるかに心強いアドバイスがいただけるはず。
a0156611_7554966.jpg

K邸建築予定地。御船の山間。
360°のパノラマの景色が素晴らしい。
直理正光さんと同行。
彼のなかにはもうすでにこの地を読んだ結果の構想ができているはず。

自然を取り込む開放的な空間。
「省コスト・高性能」をテーマに創り上げる素材と空間の彩り。

Kご夫妻。
提案をお楽しみに!
[PR]
by iepro | 2010-07-22 08:00 | 建築日和

建替え工事

熊本市京町本町。
県道沿いで交通量も多い場所。
ここで二世帯住宅A邸建替え工事が始る。
昨日は午後2時の炎天下の中、県道との境界立会い、解体打ち合わせ。

アスファルトの照り返しが熱い。
a0156611_5493738.jpg

Aお父様は仮住まいへの引越し準備で毎日大変。
産まれて一度もこの家から出たことがないそうで、家づくりへの想いは嬉しいやら淋しいやら複雑なはず。その横で、なぜか若杉さんだけは笑顔。
県の土木課・隣接者・自治会長立会いが終わり、汗を拭く間もなく次に解体工事の打ち合わせ。
a0156611_5563483.jpg

お父様の大切な庭が狭くなるのは心苦しいですが、2世帯家族が笑顔で楽しく暮らす家の為です。
a0156611_5592362.jpg

今回はプロジェクトチームで進めています。
初めから、設計事務所、工務店を決めています。
この「あうん」の呼吸が設計力・施工力の精度をどこまで高めるか!

若杉建築設計工房、ツブラホームの皆様、そして基礎工事・木工事の職人の皆様方。

真夏の夜の夢ではく
「真夏の昼の現実」となる、厳しい暑さの中の工事がスタートします。
くれぐれも熱射病にならないように、気をつけて頑張って下さい。
[PR]
by iepro | 2010-07-21 06:05 | 打合せ風景

親の後姿

サラリーマン時代、子供に住宅会社での仕事をどう説明すればよいか悩んだ。
営業社員として働きだした頃、子供は小学校2年と6年。
帰りの遅い母親の仕事がどんなのもか理解するのは難しかっただろう。
語れば長くて苦しい時代。「売る家」の仕事。

昨日の三浦善次郎建築設計室でのT邸打ち合わせ風景。
実に和やかで良い。
a0156611_7555183.jpg

三浦家全員で打ち合わせに参加。
と言うより、お子様連れのお客様を奥さん、娘さんたちがフォローしてくださる。
おかげでH君も打ち合わせに参加。(一瞬でしたが)

そして
親の仕事をする後姿を見せることが出来る。
素晴らしい環境である。

父親のドラフターを使って勉強?
a0156611_755881.jpg

目の前には安藤忠雄のコメント記事が。
この環境で父親を尊敬しないはずはない。

ここから女性建築家が誕生する日も・・・?!
[PR]
by iepro | 2010-07-20 07:51 | 打合せ風景