くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

iepro.exblog.jp

カテゴリ:想い( 297 )

僕たちだけの空を楽しむ家

土地探しからのご相談を受けたN邸プロジェクト。
全体の予算、返済等の確認をして、土地の価格を想定しました。

やみくもに土地探しをするのではなく、住環境の優先順位を確認しながら進めました。
小中学校の転校がないのが一番の希望。どうしても校区内にないなら、転校も考慮しながら。

色々探した結果、住宅会社は手を出さないような土地がありました。
設計事務所ならではの、力を出せる土地。
そして、ラッキーにも土地の値段を下げてくれました。相続関係で急いでいたらしいのです。
当初の予算より安く土地を購入できました。
もちろん、校区内。
a0156611_1554352.jpg

一般の方がこの土地を見ても、ちょっと?!と思ったかもしれません。
道路に面している敷地の開口部が、それほど広くなかったのです。

でも、私にはわくわくする土地でした。
利便性は良くて、大通りから少し入って静か。周りに高層建築物は無し。

想像力たくましい私にとって、ご家族の笑顔が2階のリビングにあると思えたのです。
まだ、設計もしていないのに。

2階は、設計次第で「家族だけの空」が楽しめる場所になると思ったのです。

土地の買い付け証明を出し、設計者に土地を見てもらい、「そうね、2階を開放的にしよう」と賛同を頂き、具体的な設計打ち合わせ、そして着工と進みました。
a0156611_1634022.jpg

設計途中で、ロフトをつくろうか?!となりました。
お子さん達が喜ぶ隠れスペースです。
こもり部屋は困りますが、気配の分かるスペースがリビング近くにあるのは、楽しいものです。

そして、6ヶ月程の工事期間を終えて、先月20日にお引き渡しでした。
松橋の花火が見えるかも?の楽しみも含めての夏休みのお引越し。

そして、先週末送ってきた写真が
a0156611_1695269.jpg

2階リビングから見えた花火の写真です。

最高ですね。
「僕たちだけの空を楽しむ家」
二人の息子さん達も喜んだことでしょう。

N様からのコメントも一緒に

「東さん、若杉さん、坂梨さん、服巻さん、空楽の皆さん本当にありがとうございました。
バッチり、リビングから花火が見えました!
本当に家を建てて良かった。
空楽で良かったと思いました。花火が上がっても思わずバンザイしてしまいました。
ありがとうございました。」

この文章を読んで、私の方も「感謝」の気持ちでいっぱいになりました。

私たちに託して下さったから、良いものが出来たのです。
人は人で動きます。
信頼関係がなければ、全力投球の気持ちには、なかなかなれません。

N家の皆様。
私たちを家創りのパ―トナーに選んで下さり、本当にありがとうございました。

「僕たちの家」は、これからも成長していきますね。
植栽が増え、月日が増すごとに味わい深くなる素材の質感。
春夏秋冬の「空の色、風の香り、緑の変化」

自然の恵み、すべてが「僕たちだけの宝物」ですね。
[PR]
by iepro | 2015-08-10 16:24 | 想い

素材を大切に活かす!

湿気の多い場所で鉄筋コンクリートの家を建てればどうなるか?
だいたい想像できますね。
素材も呼吸は大事。

建築場所の環境を見据えたうえで「素材」を考える。

私がお手伝いするのは、「木の家」

木は樹齢年数と同じだけ、伐採された後も建築物の「素材」として生きるのだそうです。
呼吸をしながら。

熊本は、高温多湿の盆地。西日は熱いですが、西風は涼しい。
気候風土を読み取り、暮らしの心地よさ重視の家創りが大切だと思っています。


シンプルな外観。でも、軒の出や、窓の大きさ、光の入り方、風の通り道、近隣のどの風景を日々の暮らしに取り込むか?

素材を大切に活かす!

これは「衣・食・住」暮らし全般に共通すること。

御船の「しましまの木」はマクロビカフェです。
この店のランチは、超シンプルな旬の素材で作られています。
a0156611_14544498.jpg

発酵玄米と季節の旬野菜中心の家庭料理です。

旬の露地野菜は、土からの養分で栄養満点で歯ごたえも良く、そして安い。

暮らしに必要な食べ物、着るもの、建物。
どれも、素材を大切にしたいですね。

素食は、元気の源ということで、よく行くお店です。
[PR]
by iepro | 2015-08-08 14:57 | 想い

家創りのパートナー探し、成功!

昨夜、写真入りのラインが送られてきました。
御船の「眺望を家族でつくる家」の奥様から。

先日引っ越しをされました。

私がウッドデッキからの夕焼けはきれいでしょうね。と話していたので。
ちゃんと夕焼けの写真を送ってくれました。
a0156611_8195152.jpg

そして、メッセージが

「ウッドデッキからの夕日です、あ~空楽と出会えてよかった!と思った今日でした。
明日から仕事頑張ります。」

この言葉は、S邸プロジェクトチーム全員にとって嬉しいことです。
現場の職人の皆さんも含めて。

まだガレージの工事が残っています。
工事のお付き合いはまだまだ続きます。

今日は、満月です。
きっと、凄いパワーをもらえるのではないでしょうか。Sファミリーの皆様も。

そして、すべての工事が完成した頃、中秋の名月をウッドデッキから見ることができますね。


「眺望をつくり、そして楽しむ家」が完成しました。
[PR]
by iepro | 2015-07-31 08:12 | 想い

住宅完成見学会は必ず何かが見つかる!

今朝の新聞社の情報誌を見て、今週末の見学会などの広告がいくつ出ているか、数えてみた。

8社の広告がありました。
完成見学会やモデル住宅内覧会、建築家と創る家相談会など。

何となく、我が家が欲しい!マイホームを買いたい、どうしたらいっぽ前に進めるのかな?
と思いながら、眺めている方も多いと思います。

そんな時は、まず体を動かしてみること。

見学会に行ってみることです。

でも、その前にとても大事なことをご家族で確認すること。
「どんな暮らしがしたいのか?」
「どんなものに囲まれたいのか?」
「自分達のお金に関しての意識、住宅ローンは借りれるかではなく返せるか?」を考える。

など、日々の生活を語り合ってから、スタートして下さいね。

完成見学会をしている会場には、営業マンが待機しています。
当然、「わが社自慢」はするはず。
性能や金額についても。

それは、それで、半分ぐらい聞き流してもらってもOK。
本当に興味を持った家があれば、その後何回となく話をする機会があるはずです。

展示場は見せる目的の家なので、あまり参考になりません。
実際にこれから暮らしが始まる家をよく観察してみてください。

風の通り、光の道、周辺と関わる窓、室内の空間設計の質。
素材から感じる心地よさ。
無理のない、家事動線、収納・・・。

自分がもしこの家に暮らすなら?!のわくわく感を感じたら、「相性」「感性」は近いかもしれません。

多くの完成見学をする中で、自分たちの五感に響く家と出会えたら、その家創りの関係者との話をしてみてください。

何かが見えてくると思いますよ。

決して、家具や照明器具、装飾品に惑わされることなく、空間設計の質を感じ取る。

多くの家を見学すると、それが習得できるはずです。
意識を高く持てば。

一生に一回建てるのが普通の世の中。

熱心という名のしつこい営業に、流されるのではなく、自分の感性に何か感じるものがある家。

ここから次のステージに進めば良いのです。

実際に暮らしが始まる家は、とても参考になるはず。
建築費、広さ、設計。
リアルに体感できます。

でも、今週末に情報誌に載っている8件を回るのは大変。

まず、HPやブログを読んで事前リサーチして、絞り込むのも良いかもしれません。

ビビットときた家があればスタートすればいいのです。

「我がづくりのはじめのいっぽ」を。
[PR]
by iepro | 2015-07-30 10:29 | 想い

空楽の家創り

「空楽」という設計施工のプロ集団で事務所をシェアしています。
その中での私の役目は
「家創りのはじめのいっぽ」を、どうスタートさせるかのお手伝い。

設計事務所、施工工務店のメンバーとチームをつくります。

どう暮らしたいのか?を色々とお聞きしながら、メンバ―編成をしていきます。

この仕事を、住まいりんぐサポートと説明しています。
リングは「輪」皆で創る「輪」の意味と、チームをつくり進んでいくingという進行形の意味。

このメンバーの中心には
a0156611_13404197.jpg

若杉建築設計工房の若杉さんと
a0156611_1343193.jpg

ツブラホームの代表、直理さんが二本柱で存在します。
a0156611_13442342.jpg

そして、その後を佐藤さん、坂本さん、服巻さん、宮崎さん、岩松さん、若杉達哉さんと設計施工に関わりながら、大御所から学んでいるメンバーが集結している空楽です。
コーディネートという立場で、坂梨さん、川端さんも動きます。

それぞれ、家創りに関してプロ意識の高い人たちの集団が空楽です。

私個人は、家創り以外にも町屋再生地産知笑プロジェクトも立ち上げ、築100年の町家を活かす活動もしています。

とにかく、家創りが大好きなメンバーの集合体が「空楽」です。

家創り、空楽にご興味のある方は、いつでも遠慮なく、お問い合わせ、ご質問等ご連絡ください。

「はじめのいっぽ」からご説明いたします。

これまで創ってきた空楽の家は「空楽HP]をご覧ください。(色字クリック)

東  090-9070-8168
[PR]
by iepro | 2015-07-29 13:53 | 想い

梅雨時の悩み

これだけ雨が続くと、日々の暮らしに支障が出てきますね。
私は街中で、鉄筋コンクリート造のアパートと、南阿蘇の山の中での木造住宅(小屋)へ行ったり来たりの生活をしています。
鉄筋コンクリート造の建築物の特徴は知っているので、最上階は避け、風の通りと採光と眺望が良い6階に暮らしています。
快適です。
でも、山の家も梅雨時以外は、木の臭いがして落ち着きます。
そう、今の時期、梅雨時の悩み種が、山小屋の湿気。
昨夜も夜仕事を終え、夜山小屋に帰りました。
ドアを開けると、かび臭い。
またか!と思い革のソファーを見ると、一面に緑色のカビが。
木製のテーブルにも、うっすらとカビが。
今、町での仕事が忙しくて、一週間に一回位しか山へは戻れません。

その度に、何回カビをふき取ったことか。
屋内の全部の換気扇を回していますが、どうしても森林の中に建てているので、湿気はあきらめるしかないのかもしれません。
a0156611_19412585.jpg

幸いにも畳にカビは生えません。
革製品と、無垢材の木製家具のみです。

夏はクーラーも不要で、涼しい場所です。
冬は、薪ストーブで、暖かな時間を過ごせます。
春も、秋も季節の風が心地よく通る場所です。
ただ、梅雨時だけが問題。

なんだかんだ言っても、
森林を切り開いて建てた私自身に問題はある!と半分あきらめて早く梅雨が明けるのを待っています。
[PR]
by iepro | 2015-07-21 19:45 | 想い

50代で考える家創り。

今、私は二つの居場所があります。
山小屋と街のアパート。

どちらも心地よい点があります。

風が流れる。
眺望が良い。
日当たりも、山小屋はお昼から。アパートは一日中ばっちり。

これは大事です。私の快適な暮らしに欠かせないもの。

不便な点は
一軒家は動く範囲が広い。

3DKのアパートは狭い分、動線が短い。

二つの暮らしで私が今感じているもの。
年を重ねるごとに、暮らしの動線は短い方が楽。で快適。
家が大きい、広いより、何十年も暮らす家なら、程良い広さを意識するべきでは。

という結論に達しました。
もちろん、お手伝いさんがいらしたり、家事全般を皆でやるご家族もいるはず。
掃除が大好きで広い家でも、簡単にかたずけます!という方もいるはず。

子育て真っ最中の時は、子供をのびのび育てたい!と考えて色々間取りも考えました。
以前にも、家は一軒建てました。
マンションのリノベーションもしました。

そして、50代になり、人生のUターン地点を過ぎる頃からの暮らしのテーマは
「小さな家で、大らかに暮らす」です。
a0156611_8302928.jpg

私の自論を理解して下さり、ご自分達も納得しながら家創りをしたN邸。
暮らしが始まり、3ヵ月位が経ちました。
今度、お伺いしてみようと思います。

大きな家を建てる必要はありませんよ。
家族がコミニュケーションを計る場所が一か所あれば、後はこじんまりとコンパクトに。
10年もすれば、子供は自立して、その後家を出る時がくるかも。
二人暮らしを考えた時の動線を今から考えましょうね。

の意見を、きちんとくみ取って下さいました。

定年までご夫婦共に働くご計画なので、家事動線は短く、今の梅雨時の洗濯物の整理も簡単に。
来客用の玄関。家族の玄関と収納。
家事をしながら、家族と対話できる空間。
来客時のもてなしの場所とくつろぎの場所。
ひとりとふたりと家族全員の時間と場所。

これがちゃんと図面でイメージ出来れば、次は施工見積もりに入る。
もちろん、その前に資金計画はきちんと考えてから。
そうして、N邸は完成しました。

今だけの暮らしではなく、ふたりからひとりになるまでのイメージも大事。
家族の変化を受け止める可変性のある家創りに。
そして、人と同じで、時を経て魅力が増す「質感」のある家創りに。

経験者は語る!です。


空楽のHPは(色字クリック)
[PR]
by iepro | 2015-06-19 08:37 | 想い

営業拡大手法!

仕事の連絡は、ほとんど携帯電話。
その中でも登録していない電話は、営業の電話。
市外局番が表示されると、決まって
「あの~。〇〇会社のものです。今御社のHPを拝見してかけております。」と切り出してくる。
私は、この類の電話は単刀直入に質問して終わらせる。
「何を売り込みたいのですか?」
「新規顧客獲得法を提案するネットの会社です。営業を拡大させる手法にご興味ありませんか?」
とくる。
答は簡単。
「ない!家を一緒に創りましょうのスタンスで動いているので、誰もかれもお客様になるとは限りません。ご縁で繋がっていきますので、ネット上の広告等は不要です。」
で、おしまい。

業務拡大の真逆で、今は業務特化している最中。
この人のためなら、こんな家創りなら、この場所なら・・・。

私や仲間達が関わる家創りには「物語」を描きたい。
誰でも、どこでも、いつでも、いくらでもの広範囲な家創りにはならない。

殆どが、白紙の状態から描いていく手仕事。

どんどん、簡単に描けるものではない。
なので、営業拡大も、私にはない。

今後は、更に量より質で繋がる関係を築いていきたいものです。
a0156611_6545236.jpg

[PR]
by iepro | 2015-06-10 06:55 | 想い

こころ感じるもの

30年前、街中で小さな店を始めました。
クラフト作家の作品と生活小物の店。

当時から私は手仕事が好きでした。
今では、熊本の陶芸家として大御所の方の新人時代の珈琲カップを今も使ています。

大量生産できない、手仕事の器。その器を作っている人。そして、それを日々の生活で使う人。
皆が、暮らしを楽しめたら倖せ!の気持ちでした。

珈琲カップと、家創りでは規模が違いすぎますが、私には、根底にある「つくりびとの情熱」に魅かれる想いは近いものがあります。

「毎日使う器だから、心感じるものがいい」

これが店のキャッチコピーでした。

「毎日暮らす家だから、心地良い空間設計がいい」
10代の頃から手仕事に魅かれていた、その延長線上に「家創り」が繋がっているのだと思います。

だから、「暮らしを楽しむ」がとても大切で、それを実践している設計士でないと一緒に仕事は出来ないと思い、住宅会社を辞めました。

あと2年で住宅業界で活かされて四半世紀が経ちます。
a0156611_7454874.jpg

これからも「心地よい空間設計」を創り出す想いを大切にしていきたいものです。
[PR]
by iepro | 2015-05-29 07:47 | 想い

土着民の家

私は、アフリカ、インド、東南アジアの手仕事が好きで、染や、織などが家にインテリアの一部としてある。

「土の匂い」を感じる家が好き。
土着民が住む家の特徴は「その土地の気候風土と共存する」かな?!

沖縄に住むとしたらどんな家が良いのだろうかと妄想していたら、空楽の設計のボス、若杉さんの本棚から1997年の「住宅建築」を見つけた。
a0156611_12343543.jpg

18年前の住宅の本。
沖縄の住宅が特集してあった。
他にも海外の住宅、日本国内の住宅。
どの家も、今見ても古さを感じない美しさがある。

これから家を建てる人、暮らす人、次世代へ繋ぐ人に贈るメッセージ。

「今」だけを考えた空間設計、素材の質、外観のデザインでは、飽きがきます。

過去を知り、未来を想像できる設計士に出会って欲しい。

〇〇風の家。家具が主張する家。あれこれ設備満載の家。
「商品の家」のおまけや飾りに魅かれるのでなく、
30年経っても、心地よい家。古さを感じない家。って良いと思いませんか。

設計者が主張し過ぎない、不変的な美しい家。

古い住宅本の中に、新しい感動がありました。

住宅建築 編集 建築思潮研究所 発行 建築資料研究社
[PR]
by iepro | 2015-05-20 12:48 | 想い