くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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2016年 03月 22日 ( 1 )

五感を満たす家

家創りに関わる仕事をしていますが、ご縁のあるご家族に伝えたいのは「五感を満たす暮らし」です。

具体的に書けば
毎日の暮らしに、「光、風、緑」の自然の恵みを感じる事が出来る家。
当たり前のようで、「窓の位置と広さ」は難しいのです。

「不変的な機能美」には設計力と費用の問題も関係してきます。

家事動線や収納が充実していれば、「家事の時間」が短縮され、その余力で趣味やゆとりの時間を楽しめる家。

キッチンやリビングなど家族の集う空間が心地良いと、食事もおいしく感じて会話も弾む家。

壁面や棚に「飾る」を意識した空間があると、「美」を鑑賞する習慣が出来る家。

日本は「四季」があります。
今は春。外へ出れば、桜や菜の花、春の花が満開。
幸せな気分になります。
室内にも、各所に花を飾るスペースが出来れば、感性が豊かになる家が。


ここまで書いたことが、高額なお金が必要なことではないのです。
設計力と施工力のバランスが整った家創り。
そこにトータル的にまとめていくプロデュース力があれば、「五感を満たす家」は出来ます。

「五感を満たす」

これは、日々の小さなことにも感動する気持ちが、心を豊かにして、暮らしを楽しむことが出来る。
そして家づくりに繋がる、大切なこと。

「家を売る」ではなく、「家を一緒に創る」「暮らしを更に楽しくする」
これが、私のライフワークのテーマ。

私も「五感を満たす」暮らしを楽しんでいます。

先日、お蕎麦を食べに湯布院へ。
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このお店は3回目。
職業柄、味と器と店内の空間をみます。それから接客態度も。
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薬味の数が多いのも嬉しいです。小さなことですが。
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山椒、一味、柚胡椒などを、温かいきつね蕎麦のあげに、少しづつのせると美味しいだろうなと、想像しながらざるそばを食べました。これで食を満喫。
次は
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隣のギャラリーで「美」の観賞。
アーティスト、チョン・ドンジュさんと出会いました。
私が「器季家カフェ」という店をしていると話したら、「器」という文字を書きました。と言って書庫から持って来て見せてくれました。
とても温厚な人柄で、作品展示をしている館内をゆっくり案内して下さいました。
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私が「我が家に飾りたい」と思ったのは右側の作品。
琵琶湖でデッサンしたそうです。水面のイメージから完成したもの。
漢字の「一」と読み取っても良いですよ。いつでも「一」からスタートですね、と。
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この作品もユニークです。とてもおしゃれな感覚。素晴らしい人たちの名前が掘ってあります。
そして、
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この書も良い!
アーティストとして売れず、とても貧乏生活をしていた時のメモ帳が出てきて、その当時書いていた自分の言葉です。と微笑んで説明してくれたチョンさん。

「質素というぜいたく」

私には、とても意味深いものに感じました。
そぎ落とす美しさ。みたいなもの。

家創りもそうです。
お金があるから良い家が出来るわけでもないと思っています。

要は「本当に大切なもの、大事なもの」がその家の空間、質、デザインとして完成していれば、後は住む方の人柄、愛情で家は育ちながら更に美しくなっていくと思います。

チョン・ドンジュさんとの出会いは、「アート」と「こころの声」を感じ、非常に五感に響きました。

その後、「鍵屋」へ。この店はもう何回も訪れています。
天井桟敷のカフェにも。
亀の井別荘の敷地内のショップで、こいのぼりの張り子を購入。
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現代建築も好きです。
未来へ向かってのわくわく感があります。
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でも、時間をかけて美しくなっていく、和モノにも魅かれます。

経年変化で「素材」がどんどん変化していく。本物の素材は生きています。

みる度に、五感を刺激されます。

帰りは、筋湯温泉に立ち寄り、体を癒し、
久住高原を見渡す高台のカフェで視覚と味覚を満たしました。

単純に、私の休日の話です。・・・すみません。

家創りに関わる者として「五感を研ぎ澄ます」時間はとても大切。

そして、「どんな暮らしをしたいですか?!」
と、楽しく会話できる「引き出しの数」は、25年間でかなり増えました。^0^


これからも、家創りやリノベーションをお考えの方との会話は、きっと楽しく出来ると思います。
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by iepro | 2016-03-22 09:26 | 楽しみ