くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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掛け軸

畳=和室=床の間の日本家屋が少なくなりました。

畳は要らないと言われる方も時々いらっしゃいます。

私は、畳好き。
ひと間は畳があると落ち着きます。

大の字になって背筋を伸ばし寝転んでみる。
大人も子供も、気持ちが良いと思うはず。

そして、墨と和紙の文化も大好き。
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「好雨知時節」
こううじせつをしる。

熊本の女性書道家。稲田春逕さんの書。
彼女に、文書の意味を教えて頂きました。

春の夜に、ほどよい時期に降る雨を喜ぶ。
よい雨は、降るべき時節をよく心得ている。

春になったかと思うと、さっそくふり出し、これで、万物が生育し始めるのである。
雨は、風につられて音をたてずに夜までふり続いてくれる。

さまざまの物を潤おわせてくれ、細かな春雨は音もしない。
雨の色は、野の小道に雲が立ち込めるのに伴い、黒ずんで見える。

錦江から岷江に浮いてる船の辺りは、その焚火か
漁火だけが,明るくみえる。
暁に夜が明けてみると、紅の雨に濡れているあたりであった。
たまった雨で、花は首を垂れている。
錦官城には花が咲き乱れているだろう。

五文字の中に凝縮された想い。
深いものがある床の間の掛け軸。

農業をされている施主にとって「雨」は命の源。
を考えながら、書かれたのでしょうね。
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by iepro | 2016-07-19 16:30 | 楽しみ