くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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建築地をみる!

我が家を建てる夢を現実にするには、「土地」がないと無理です。

まだ、土地がない状態で、夢ばかり膨らむと、土地探しの時かなり疲れます。

不動産業者から紹介される土地のメリットは、「土地の性格、性質」を調べて提示してくれるところ。
これを「物件概要」と言います。
土地契約にあたっては、重要事項説明書を作成して、買主に説明する義務もあります。
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私が「土地をみる」作業に入る時は、事前にやることがあります。
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当たり前のことですが「資金計画シュミレーション」
土地代にいくらかけることが出来るか?
を、依頼者と検討します。
「ここが良い!」という素晴らしいロケーションの土地でも、「価格」はシビヤに考えます。
日々の生活にゆとりが持てない家創りは進めません。
物件概要には、上下水道、電気、ガス、のライフラインの状態が提示されています。
でも、みえないことも。
地盤の問題。、近隣との境界。敷地が広ければ外構費もかかる。
家を建てる為にさまざまな問題をクリアーにするのは、不動産業者ではありません。
これは、「家を創る」プロ達の仕事になっていきます。

実家の土地の一角に建てる、土地は親の畑を借りる、使うというケースも多くあります。
この時が、一番要注意。
不動産業者のプロのリサーチが入っていないのです。
「土地情報」をひとつ、ひとつ確認していくことが大事。
法務局、役場、上下水道の権利など。

25年間家創りに関わっていますが、最初の仕事の時に、「土地をみる」で大失敗しました。
土地は実家にいくらでもある。
ということで、実際に土地もみて、プランもあてはめました。
住宅会社の企画住宅プランだったので、テンポも速く流れてました。
ところが、
銀行融資の段階になって、その土地が、ご主人のおじい様の土地のままということが判明。
相続登記がしてなかった土地でした。
新人の私は、どういうことか???で顔が真っ青になったような気がします。
結果、司法書士に相談したら、全国にいる相続人に相続放棄の書類に署名印鑑をもらわないと、この土地に家を建てる為の銀行の融資は受けられない。
と判断。費用もその当時で30万円位かかると言われました。
相続権利者は20人位いました。戸籍を遡っていくのです。

お父様も、息子さんも、土地の相続は口約束で親戚から「もらった」との認識だけ。

こんな悲劇ドラマのようなことにならないために、今は「土地はある」と言われても、
その土地の謄本内容、所有者との関係、土地のライフラインの内容などを、事前にチェックします。

「建築地をみる」ということは眺めや広さだけではなく、その陰に隠れるもっと大事なことを調べるということです。
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その土地の「性格、性質」が分かって、初めて資金計画の土地項目に費用が書けます。
土地代、地盤改良費、上下水道工事、浄化槽設置費、ガス配管工事費、分筆、所有権移転費用なども。

それから、やっと家の建設費用の話にうつります。
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by iepro | 2016-04-08 09:32 | プロデュース