くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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過情な家・余白を楽しむ家

「美しい家」
「設計の質の高い家」
「心地よい空間のある家」

色々設計者は考えます。

依頼を受けたご家族のこと、その場所を活かすことを考えながら。

情熱を注ぎ込む。

そして、描いた平面図や立面図では表現しにくいのが「余白」

壁の広さ、窓の広さ、天井の高さ、
質感の表現
素材の味わい
光の陰影

「過情」であっても、出来た家は、シンプルですっきりとしている。
白い壁と窓の輪郭と緑が、とてもきれいで心地よく内外を繋ぐ。

暮らし人が、心の深呼吸をしながら、佇む場所を愛おしむ。

と、私の好きな家創りの流れを書いてみました。

でも、現実の私は、ついつい好きな小物や家具を買ってしまい、その空間を「埋める」行為をしてしまいます。

ひとつ増えたら、ひとつ減らし、「余白の質」を楽しみたいものですね。

外断熱で構造用合板を、そのまま室内の壁にしています。むき出しの内壁。
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ひとり暮らしなのに、いたる所に、ステンドグラス、和紙、布、古物建具と「手仕事の作品」が混在する我が家。
一部の壁も作品のひとつ。
友人の左官職人に頼んで壁を塗ってもらいました。
赤いソファーを置くことが先に決まっていた、壁の色と磨き仕上げ。
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ひび割れの表面「土が生きている」と感じるトイレの壁。

好きなものだけに囲まれて暮らしています。
でも、これからは、器や家具、小物は増やすことなく、「鑑賞」を楽しむことにします。
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by iepro | 2016-03-06 07:19 | コーディネート