くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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家の中で[命を繋ぐ場所]

昨夜2世帯3世代の家を計画中のK&S邸打ち合わせでした。
全員集合は、初めて。
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基礎の事や、プランの再確認をする中で、お母様からどこかに仏壇を置く場所を考えて欲しいとのご要望が出ました。
確かに、仏間はありません。限られた敷地の中に最大限に心地よい空間は出来そうです。
が、「命を繋ぐ場所」がありませんでした。

「命を繋ぐ場所」
私は、仏間と言うより、この表現が好きです。

私の両親は沖縄から、熊本に移住して、40年以上頑張って商売をし、そしてこの地で墓に入りました。
母が先に他界したので、父と私は墓地選びから仏壇選びまでしました。

沖縄は、もともと仏教というより、先祖崇拝の琉球王国。
両親の実家は、ともに造り付のお位牌を置く棚があります。
昭和の沖縄の民家は、ほとんどが造りつけの仏壇がある畳の間があります。

その中で育った両親が、熊本に来て先祖供養の風習の違いに驚いたはずです。

数年前に孫に買ってあげた本。
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私も大好きで、両親の写真の横に飾っています。
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沖縄のお盆は、大きな墓の前でみんなで楽しく宴会をします。ご先祖様たちと一緒に。
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そして、自分の命は多くの先祖から頂いたもの。それを感謝するのが、私は仏壇に手を合わせることに繋がっています。
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我が家の仏壇は、大川の家具調仏壇。
椅子も台も下の扉の中に収納できます。

父が他界した後、このシンプルなものに買い替えました。
どんな場所に置いても違和感がないように。
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12月6日は、娘(シーズ犬)の一周忌でした。
一度飼った動物は、天命まで見届けるのが、家族の役目。
病犬でしたが、最後は、満月の夜に天国へ召されました。

本棚の上にはご先祖様の写真も並べています。

「命を繋ぐ場所」

時代と共に、住宅事情が、変わります。
和室の仏間。と決め付けなくても、良いかもしれません。

大切なのは、「カタチに見えない繋がりへの感謝」だと私は思います。

いのちのまつり
サンマーク出版

作 草場一壽  絵 平安座資尚

草場さんの講演会に行きました。
とても大らかな人柄で、素敵な方でした。
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by iepro | 2015-12-10 14:17 | 想い