くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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いつ、どこに、誰と建てる?

何回も書いてきたことですが、気持ち、想いにぶれがないので、また書きます。

23年前に住宅会社に入社しました。
子供二人育てながらの新人です。
会社勤めは初めて。実家の商売の手伝いはしたことがあります。
パートの経験もあります。
でも、基本は主婦。
我が家を建てる為に、悪戦苦闘した経験で誰かの為に役に立ちたいと考えての就職でした。

その純粋な気持ちは、入社して間もなく崩れ落ちていきました。
お客様第一の家創りは出来ないのです。
会社は、会社の経営、数字、利益を第一に考える。
という厳しいものでした。

今考えれば、当たり前です。ボランティアではないのです。
いかに契約して、会社貢献をするか?!
これが社員の使命なのです。

建てたい人の為に動きたい気持ちと、利益を出さなければ会社にいることが出来ない苦しさの狭間で5年間踏ん張りました。
私も子供を育てなければいけない立場だったので。

でも、純粋な家創りへの想いの方を優先して今があります。

熊本で仕組みを創りたかった。
設計のプロ、施工のプロ、全体をまとめるプロの集合体が出来ないかと。

サラリーマンで、流れ作業の家創りには力が入りませんでした。
自分が、建てる側になれば、すぐ分かることです。

どんな人達と家創りをしたいのか!

でも、当時はそんなプロ集団はありませんでした。

今は多いですね。いろいろと情報も入ってきます。
選択肢が増えました。
建てる側としては、良いことです。

そこで、冷静に考えること。

いつ、どこに、誰と家を建てる?

広告がいつも目につく会社?
ラジオで良く出てくる人の会社?
展示場を多く持っている会社?
友人知人の大工さん?
設計事務所にお願いして、見積を取って安い工務店?
建つんです〇〇のローコスト住宅?
・・・・。

選択肢が広がると、それはそれでまた悩みの種ですね。
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住宅会社の営業マンの言葉で必ず出てくるのは
「金利が来年上がります」
「我が社の家の性能は・・・・」
「坪単価いくらで建てられます」
「オリジナル仕様の設備でコストダウンを計れます」
「今流行りのデザイナー住宅です」

でも、私がお話しするのは
「家を建てたい理由は?」
「どんな暮らしがしたいですか?」
「木の家はお好きですか?」
「趣味は?」
「毎月の住宅ローンの返済はいくら位が無理がないとお考えですか?」

この位の会話の中で、「家創りに重要なこと」は、だいたい見えてきます。
それから、少しづつご自分達も気がつかない潜在的な想いをひも解いていくと、気がつけば、楽しい家創りの話につながっていきます。

これは、何十年も家創りの現場にいたからでしょうか?
今は、子供や孫の年齢の方々も家創りの相談に来られます。

アドバイスとしては
住宅展示場は参考にならない。
熱心な営業マンが家を建てる現場で金槌を持つわけではない。
安い家はそれなりの理由がある。
実際に暮らす家を五感で体感して、心地よさを感じる家創りを求める。
よく会話ができるプロを探せ。
任せるではなく、信頼関係で委ねる設計者、施工者とめぐり会えればハッピー!
みたいなことを
母親の気持ちで話します。

引き寄せの法則で「ご縁」は大切にします。

たまにですが
「とにかく安くて短時間で建つ家で、打ち合わせはめんどくさい」
と、おっしゃる方とお話しすることがあります。

私には「縁」がないなと思い、お話を聞くだけで終わります。

一生心地よく暮らす家創りを、お手伝いしたい思います。
大形店の店頭で売るSMLのサイズで手軽に変える洋服を売るのではなく、その方の体型を採寸させていただき、予算を確認して、素材を一緒に選び、デザイナーと相談しながら、型紙を作り、丁寧に縫製する職人達と創るオーダーメードの一点もの洋服を創りたい気持ちでいます。
なので、時間もかかります。
でも、年を重ねても素材感と心地良さは長く感じていただける質の高い洋服を創る想い。
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家創りは「暮らしづくり」

いつ、どこで、誰と?のご縁は大切にして頂きたいとお願っています。
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by iepro | 2015-07-14 08:31 | プロデュース