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カタチと想いを継ぐ

山鹿では、ゴールデンウイーク中、湯の端美術展というイベントが開催中です。
古い街並みを残している人たちと、アーティストたちが立ち上げたイベント。
市や町も協賛しています。
素晴らしいことです。
みんなを巻き込まないと、人は集まりません。
人が集まらないと、町は衰退していきます。
町が衰退すると、町家が空家になり、解体され、大切なカタチが、どんどん失われていきます。
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ご実家だった和菓子屋の屋号を引き継ぎ、その場所でギャラリーを始めた女性がいます。
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彼女との出会いは、もう7年前ぐらいです。
私が住宅のプロデュースをしていると知って、たずねてこられました。
実家の町屋を再生したけど、どうしても大工さんとの感性が合わなかった。
想いをどうカタチにしたらいいのでしょうか?の相談でした。
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紆余曲折を経て、今、毎年恒例のイベントが定着するまでに仕掛けた彼女の力には脱帽します。

実家の古民家を守りたいの想いとアートを結びつけたイベントは只今開催中。

古き良き時代の町家を守り、これからを担う若いアーティストたちがその町で作品を披露する。

どの町にも「カタチと想いを継ぐ」仕掛け人は必要です。

近代的な建築も素晴らしい。
でも、残したい原風景も守りたい。

家創りを生業にして20数年考えてきたことは、どちらも街並みとの調和が大切だということ。

「再生と進化」
私にとっては人生のワークテーマです。
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by iepro | 2015-05-04 15:22 | 想い