くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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建築職人たちの想い

私は日曜日のテレビ番組で「和の総本舗」が好きです。
題名は正しいか定かではありませんが。
日本の伝統や技術を受け継ぐ人・もの・土地を取材していくクイズ番組です。
決して派手な世界ではありません。
真逆で、地味で裏方で、経済的にも厳しい中で、守る、残す、繋ぐを続ける。
これにスポットを当ててくれる番組の構成作家、プロデューサーと想いが近いかも。

空楽の大御所、若杉さんや直理さんもその想いは強いです。
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今解体中のJ邸。築100年以上は越えています。
でも、暮らすのには厳しい状況。

こんな時は、壊して捨てずに、一部を活かす。
過去と今と未来を繋ぐ家創り。
これは大事です。
設計監理を直理さん、プロデュースを岩松さん、施工をツブラホームで着工し始めました。

そして
昨日の空楽ミーティングで若杉さんが言われた言葉に同感。
フランチャイズの居酒屋と個人の小さな居酒屋の違い。
住宅会社の例えに、使われたことですが。
「どこに行っても同じメニュー、同じ味、同じ価格。
従業員との会話も最低限の注文時位。
面白みがない!味わいがない!癒しがない!感動がない!
小さな居酒屋の、のれんをくぐって大将や女将の笑顔で席に着く。
今日のおススメや、美味しいお酒のうんちくを語りながら、会話を楽しむ。
ほろ酔い気分で、心も胃袋も満足して、人の温かさに疲れを忘れる。
これが良いんだよね」
若杉さんの言葉は、まさに今の私が考えていることを、表現しれくれました。

大きな組織や肩書きの中で仕事をすることを辞めて、ひと対ひとの関係を大切にしながら家創りができないものか?!
と悩んでいた時、若杉さんや直理さんと会うことなく、
「家を建てたいと思う人の一番近くで家創りをするプロ集団」ということで仲間に入れてもらいました。

私のこれからの役目は?!と考えます。
まさに、居酒屋の女将。
家創りには、暮らし全体から考える色々な事を、一つ一つ解決しながら夢をカタチにして頂きたいと思っています。
既製品のフランチャイズの家創りではなく。

なので、お互いの表情の見える所で、声を聞かせてもらって、楽しく語る所からスタート。

今年3月末から、西唐人町10、器季家カフェは夜の部を始めます。
器季家の器は、作家の手作りのものが好き、季は、季節の旬を楽しむ。家は町屋を守り、家創りを楽しむ。

これからのライフワークは、「地産知笑」
熊本の職人、農人たちの産物を多くの人達に知って頂き、創り手も使い手も、食する人たちも笑顔になる。

3月23日から、平日6時から9時までは「夜ごはん器季家」に私は女将としています。
何か相談事がありましたら、いつでもお寄りくださいね。
相談がなくても、美味しい時間を楽しみに、お越しください。
季節のお惣菜、お酒、おでんなど、手作りで用意しております。

会話の中から、暮らしのヒント、家創りのヒントが見つかるかもしれませんよ。

私も祖父が首里城などの石垣再生をする石工で、父は建設会社で大工をしていた時期があり、DNAに建築職人気質があるように感じています。
なので、「創る」に関して、少々会話が熱苦しい時があります。
それはご了承くださいね。

器季家カフェブログ(色字クリック)
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by iepro | 2015-01-22 09:30 | 建築家