くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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夢を叶える家

Hさんに初めて会った時のことは、今でも鮮明に覚えています。
心が元気ではありませんでした。
息子さんの事故死を乗り越えるのに必死の状態。
それが何年も続いていたのです。
愛しい我が子との別れがどんなに辛いものなのか。
自分にも同世代の息子がいたので、何とかしてあげたいの気持ちでいっぱいになりました。

家創りは「こころの元気」が大切です。
色々な事を語り合いました。Hさんと私は、同じ年齢です。親しくなるのに時間はかかりませんでした。

一番最初にお聞きしたのは、
「あなたの夢は何ですか?」
「どんなことをしている時、倖せの笑顔になりますか?」
でした。
Hさんは「・・・」
きょとんとされて
「色々、展示場を回り、営業の方と話をしましたが、そんな質問をされたのは初めてです」
と困惑されていました。
でも、私には、Hさんの家創りには、まず、夢や希望を楽しく語ってもらうことが大事と思いました。
「若い頃は絵本作家になりたかったのですが、そんな夢、すっかり忘れていました」

それから、家創りのテーマが出来ました。
「大人になっても楽しめる絵本を飾れる家を創りましょう!」
何かあるごとに、涙目になるHさんを励ましながら、家創りは進みました。


そして、昨日
「大人のための絵本空間 ちっくたっく」へクリスマス朗読会とティーパーティーのお誘いを受けて、伺いました。
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泣きべそだったHさんが、皆さんの前で絵本の説明をしています。
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クリスマスにちなんだお菓子も手作りで。
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夢も現実になり、家には絵本棚を多く創りました。
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昨日、朗読された絵本たち。
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吹き抜けの窓から優しい日差しが降り注いでいました。



私は、家を創る前、家が完成してから、そして、数年間色々勉強され、絵本空間として、今活動されているHさんと、久々にお会いして、とても、いきいきとされている姿に安心して、嬉しくなり、涙が溢れてきました。
こちらの方が、泣きべそ状態です。
そんな私の気持ちをくみ取ったHさんは
「東さん、もう私泣いてませんよ。」と微笑みかけてくれました。

家とは固体の建築物を建てるだけのことではありません。
そこに暮らすご家族の笑顔をつくる活きた場所を、一緒につくり上げる。ということなのです。
帰り道は、とても倖せな気分でした。

H家の皆様
とても温かいクリスマスプレゼントを頂きました。
ありがとうございました。
ハッピー❤メリークリスマス!!!
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by iepro | 2014-12-21 11:48 | お宅訪問