くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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20代の手仕事職人募集!

私は、設計事務所や工務店の経営者ではないのですが、次世代へ繋ぐ「手仕事」を自分の仕事として思える人達を応援したいと思っています。

これは、建築、家創りに限らず、他の業種に対しても同じ気持ちです。

50代、60代の熟練職人がまだ現役で現場の第一線で活躍している時に、20代の人達が同じ場にいて欲しいと願っています。

ものは、あふれるばかりの時代です。
家も工場で創る時代です。

でも、人口は増えません。高齢者が増える。子供の人口は減る。これが現実です。
住宅会社も都心では中古住宅の売買が主な業務となる時代も来るでしょう。

田舎でも、仏壇を置いたまま、誰も住まない家が増えています。
まだ、手を入れたら、十分に暮らせる木の家が、空き家となって廃墟と化し、解体されて産業廃棄物となる。

住宅業家の行く末は、国の政策で色々変わってくると思います。
極端に言えば、米農家さんに、米は作るな、大豆を作れ!と減反したり、地下水の枯渇化を懸念して、田んぼに水を張ったら、補助金が出る。
等と、行政の指示の中で農業が揺れてきたのと同じことが、住宅業界にも言えるのかも知れません。

時代の流れに関係なく、私に出来ること。いつも考えます。
20年後の手仕事、職人、ものづくり。

家創りの現場の職人さん達が、設計者や工務店と、がっつりスクラムを組んで、ひとつの家を創る、再生するための現場力の応援。

やはり20代の若い力が必要です。

昨日、伝統工芸館で、素敵な青年二人に出会いました。
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熊本伝統工芸品の小代焼の一先窯の2代目山口さんと、高知の小野さん。お二人ともお父様は陶芸家です。ふたりの作品が、非常に感性度が高いことも、やはり父であり人生の先輩であり、陶芸家としての後姿を、小さい頃からしっかりとみて来たからだと思いました。

これから、伝統や親の色ではなく、自分の色で作品を創り出すことは間違いないはず。
とても、頼もしく、そして謙虚な姿勢に、爽やかさも感じました。
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小代焼の伝統的な釉薬と黒マットの縁取りの中鉢。
器は食器棚からあるれるほどにあるのに、買ってしまいました。

20代の陶芸家の初個展の作品です。
これから、彼が、伝統工芸をどう再生して、進化させ、日常器の美しさを表現し続けるのか?!
見守りたいと思いました。

家創りの現場にも、こんな爽やかな青年たちが増えることを願っています。
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by iepro | 2014-10-18 08:24 | 想い