くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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ビフォー・アフター!

テレビや雑誌で、改装、改築の事例が多く出ている。
みると、「感動!」もの。
リノベーションは大賛成!
壊さず活かす。これは私の主義でもある。
高度成長期の時代とは違い、人もモノも場所も、使い捨ての時代は終わったと思う。

でも、大改造のテレビ番組を見て思うことがある。
良い点は、暮らしが変わること。人の笑顔が蘇ること。
建替え不能な立地条件の場所では、改装工事しかない場合もある。

ちょっと疑問な点も。
ここまで解体して、柱しか残さないのなら、新築にした方が、基礎もしっかりして良いのにと思う現場もある。

テレビ番組のスポンサーは、リフォーム業者や設備メーカー。
素人目には分からない、誤解と錯覚のマジックもあるかもしれない。

雑誌のリノベーション特集も、見る分ならカッコイイ!
仕切りを取っ払い、大空間にしたマンション。
コンクリートの打ちっぱなし。
ワイルドさとスタイリッシュな家具で、快適な空間に写してある。

ここで、押さえておきたいことは「費用対効果」
リノベーションの方が、予算組が難しい。
壁を壊してみて分かること。体力壁や柱の状態も図面と実際に違うこともある。

広くなる=寒くなるのデメリットもある。
リノベーションが安く、新築が高いわけでもない。

一時期、国の政策に伴い、中古住宅に性能評価をつけて物流を活発化する仕事に関わったことがある。
なかなか、「壊さず活かす家の販売」には高い壁があった。

設計デザイン、構造計算、性能、費用など、トータルバランスを考慮できるプロ力は重要。

単にリフォーム業者に水回りを変えてもらう作業ではない、もっと質の高いリノベーションを望むのなら、それなりの仕事歴のあるプロと出会うことが最も重要だと思う。
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by iepro | 2014-06-17 09:51 | 想い