くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

iepro.exblog.jp

子供部屋

今、設計打合せや、建築中の家には、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭が多い。
当然、子供部屋は設ける。

その時の私の個人的想い。

子供部屋の広さや便利さ、快適性はあまり重視しなくて良いのでは!

子供はいつか自立します。
してもらわないと困ります。

なので、産まれて18歳位までは親と近い関係でも良い気がします。
これは、日本だけの事情かもしれませんが。
外国で、ベビーベットが子供部屋に置かれ、赤ちゃんはまだ0歳からその部屋にひとり寝かされる。
という映像を初めてテレビで見た時、カルチャーショックでした。
だから、あんなにハグハグをするのかな?と考えたりしました。距離感をスキンシップのキスや抱擁で補うのでしょうか?

でも、ここは日本です。
子供部屋はつくったのに、小学校上級生になる息子さんとご夫婦が
「川の字になってまだ寝ています。」と聞くと微笑ましく感じます。
そのご家庭に、親子の断絶や虐待はないはずです。

「親子の距離感」
とても大切で、難しい。

結論から言うと
子供部屋より、リビング、ダイニング、キッチン。
この場所での子供との関わり方が重要。

中学生くらいまでは、子供部屋は荷物置き場で良い様な気がします。

くれぐれも、「せっかく子供部屋つくったんだから、子供部屋で勉強しなさい!」
なんて言わないで欲しい。

嫌でも、親の顔を見たくない時期が来ます。
淋しくても、親元を旅立つ日が来ます。
その時まで、スキンシップ下手の日本人は、家族のふれあいを個室ではなく、LDKで持って欲しい。

成功?か失敗か?の事例
我が家は西日の当たる部屋を息子の部屋にしました。
18歳までその部屋に。
夏は暑くて居づらい部屋。
クーラーも設置しませんでした。
「お金がない」と言い張る鬼母。
その結果。
いつも息子はリビングに居ました。学校から帰り、食事をして一緒にテレビを観て、話して、眠るまで。
(勉強は?どこでしていたのでしょうか?)
べったりではない関係ですが、いつも視野の中にいた息子。
高校卒業後、さっさと親元を離れました。
なんだか淋しく、嬉しい自立のスタート。

居心地が良すぎる子供部屋は不要な気がします。
[PR]
by iepro | 2010-10-27 05:54 | 想い