くまもとの家to暮らし                              ファーレ通信 

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値段の裏側

見るもの、聞くもの自然と家づくりと結びつける習性がある。

先日、テレビで「均一価格の居酒屋の戦い」を放送していた。
東京の同じ町の一角にどのメニューも270円均一という居酒屋が軒並みに開店した。そこに大阪から出店した、串2本で280円の焼き鳥屋。

270円均一居酒屋チェーンの管理職者のインタビュー。
「10円安いということはすごく大きいこと。それだけ量も選べるし・・・」

私にはあまり魅力のある言葉には聞こえなかった。
なぜなら
10円の値段の差の裏側。
270円を売りに展開する居酒屋チェーンは出店場所にこだわる。
通りに面した一階。テナント料もかなり高いはず。
大阪から初めて東京に出店する焼き鳥屋はビルの3階。飛び込み客を集客するのは難しいかも。
違いは場所だけではない。
270円の店は低価格を打ち出す為に、人件費を徹底的に省いている。
全てのメニューは事前に作られて冷凍か真空パックになっている。
それをチンするかオーブンに入れるかの作業。料理というレベルではない。
280円の焼き鳥屋は、大阪で20数年こだわり続けた国産の鶏肉しか使わない。
そして秘伝のたれと炭火焼。
店長は「客数を伸ばすということは地道な努力が必要だと思います。でも、うちの焼き鳥を食べてくださった方には必ずリピーターになって頂く自信があります」と大阪弁で話していた。

ここで家づくりとの比較。

住宅展示場や事務所が一等地にある会社と、郊外やあまり目立たない所にある会社との違い。
設計デザイン、施工力に差があるかな?
差があるとしたら、展示所や社屋建設にかかった費用を取り戻さなければいけないノルマではないだろうか?
建築費の差が例えば100万円あっても、プレハブの工業製品のような、技術力は無くても組み立てられるような家より、建築士のデザインや職人の技が活かせる家を建てたい!と考えないのかな?
安いの裏側をちゃんとチェックして納得したら良いのですが・・・。

と私自身は値段戦争のテレビを観て「食」「と「家」について同時に考えた。

ちなみに昨夜行った焼き鳥屋。
女将さんが無愛想。ちょっとは笑ったら?!と思う。
いつ行っても客が多く、座れず帰ることしばしば。
でも、また通う。
なぜなら、美味しいから。
値段も「時価」
でも、ぼったくりではないと感じている。ネタも新鮮で目の前で炭火で丁寧に焼いてくれるのを見ながら待つ。それなりの値段でも安心で美味しければ払う人間の心理。

焼き鳥と家づくりを結びつける私は「バカ」かもしれませんが
値段には裏がある。と言うことは当たっていると思います。

~おことわり~
私の「家づくり相談室」も街中のビルの5階という場所にあり、相当維持管理費がかかっているように思われるかもしれません。が、実家なので格安家賃で借りています。
なので、ノルマもなければ、借金もありません。
ゆっくり、楽しく「家づくりの話」が出来るご縁をお待ちしています。
量より質の家づくりをモットーに!
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by iepro | 2010-08-20 07:18 | 想い